無理に部品を替えるなら・・トイレ入替の話です。

お世話になっております!
何十年も根付いて加古川で商売させて
頂いている、
生まれ育ち・住まいも高砂・どちらも地元!の
エリアプロフクデンの店長、北野でございます。

今回はトイレ入替の話です。

お客様より、ずっとトイレのタンクから
水が漏れているような音がすると連絡があり、
確認すると確かに便器から水が実際に漏れている・・。
これはタンクから水が漏れている証拠。

この場合はかなりの確率でフロートバルブのゴム玉か
ボールタップ関連の老朽化による漏れが高い。

今回はゴム玉かと思い交換するが(実際老朽化が進んでいました)
違う⁉なんで?と思い触っていたら
タンクの水が溜まり過ぎたら流れる
オーバーフロー管が折れてるし!!

実はお客様曰く、以前この管が折れてしまって
息子さんが接着剤で止めていたらしく
また折れてしまったといった感じです‥。
どちらにしても水漏れは起こっていたので交換は必要でしたが
問題があり、30年以上前のINAX製の部品で
調べたらもう部品は生産完了との事・・。

純正品ではないが外注品である可能性もあり調べる予定でしたが
お客様がもう純正品も無いし古い物だから
これを機に入れ替えて欲しいと依頼を頂き、便器ごと入れ替える事に。


無事に入れ替え完了しましたが、1つヒヤリとする事が。

今回の便器、タンクを取り外す際、
普通はタンクと便器を繋いでいるネジを
外して
便器と分離させるのです。そしてそのネジを止めているナットが

手が届く場所にあり簡単に外せるのですが、
今回はなんとそのナットの役目を果たす部材が便器内に隠れており

その部品を取り外す事が壊さない限り不可能・・。
なのでタンク内に見えているネジをドライバーで
外さなければいけないのですが、そのネジが空回りして
実質タンクを破壊しない限り分離は不可能な状態(泣)

結局便器交換になり、便器とタンクが繋がったまま撤去したので
特に重たいだけで支障は無かったのですが、
これが部品交換をした場合、タンクが外せず大変な事になっていたので
正直ヒヤリとしました。

そういった事も見極めるようになりたいです。
まだまだそういった点では失敗したりご迷惑お掛けしています
反省です。

お客様は入替えた事で良かったと
喜んで頂いたのでありがたい限りです。
ご依頼ありがとうございました。