店長の週に一度の山登り日誌・25/4/25~27

お世話になっております!
何十年も根付いて加古川で商売させて
頂いている、
生まれ育ち・住まいも高砂・どちらも地元!の
エリアプロフクデンの店長、北野でございます。

基本的に火曜日は店長の山登り日誌になります。

今回はいつもの山登りと違い、
4月の25日から27日まで「Mt’FUJI100」という
トレランの100マイルレース(168km)に
出場しておりました!

以前からこのスポーツ(トレイルランニング)をしている
私にとって憧れの大会でして、なんとか出場する資格を得て
出場させて頂きました。

今までのトレランレースと比べて日本最大級の大会なので
周りもお祭り状態、色々なメーカーが出展ブースも有るし
凄い人出で移動のバスも凄い数でした。

私自身も近くで富士山を眺めるのが初めてで
その迫力に圧倒されました(汗)
知らない事だらけで完全にお上りさんです

初めて近くから眺める富士山は、
まるで北斎の絵画みたいだなと心から思いました。

スタート数分前の画像。
今回の大会は100マイルレースカテゴリーだけで
2400人出場しており、全員一斉にスタートは出来ず
私は一番最後のWave4からで17:45分スタート。
(ちなみに最初は17:00スタート)

そこからレース内容になりますが、
まず最初に申し上げますと、
今回のレース、残念ながらDNF(リタイア)となりました・・。
152kmの27日10:00まで頑張ったのですが
そこで力尽きました。

今までのレースと違い自分自身未体験で必死過ぎたので
途中の写真が撮れない状態で、あまり画像自体無いのですが
上げられる画像だけ上げていく次第です。

まずは第一関門(最初のエイド・休憩所)に入る手前で大渋滞
今回のレースは出場人数がトレランレースにしては
桁違いの数なので序盤で人数がまだ固まっており
狭い一本道の場所では
自然と渋滞になってしまいます・・。
ここを越えるのに一時間程度掛かってしまいました。

そして、第1エイド(休憩所)に到着し
夜中に前半の最難ヵ所の天子山脈に差し掛かりました。
このレースの注意点として、ここの登りはメッチャ厳しいと
聞いていたのですが本当にキツかったです!
一気に1000m近く登り切って駆け降りるのですが
どこまで続くの!?って感じで聞くのと登るのとでは全然違う!
色々と思い知らされました(大汗)

そこからロードが続いて関門がある区画に一度
キツい山が立ち塞がり
100km地点まで続きます。

そこから本格的なアップダウンが激く、山々を登り抜けます。
個人的にこの区間(忍野~二十曲峠)が本当にキツかったです。
しかも私の走力では真夜中・丑三つ時辺りになるので
2徹目状態で目がバキバキ状態!
(ただ足が痛すぎて眠気が一切無かったです)

そして最後の難関「杓子山」が待ち構えています。


ここの景色が有名で、私自身もこの景色に憧れて
何としてでもここに辿り着きたくて頑張りました。

そして私自身の足が限界を迎えてしまい
この次の最終エイドでリタイアしてしまう事になりました・・・。

最終エイドまでの関門はギリギリ間に合ったのですが、
足首の少し上辺りから下が完全に腫れあがってしまい、
最終的にまともに歩けない状態まで腫れ
エイドの医務班のスタッフさん(医者含む)
と相談し時間的に足引きずりながらではゴールまで
絶対間に合わないと判断、リタイアの
決断を下しました。

リタイアバスでゴール地点に戻り荷物置き場で
帰りのバスで独り待つ間、
仮眠+自然と悔し涙が流れ出て、
もう情けないやら悔しいやらで凄く辛かったです。
その後、アドレナリンやエンドルフィンが出まくってた時は
体はまだ動けていましたが、バスから降りてホテルからが地獄!
激痛で体が動かなくなり体を冷やすアイシングしようにも
製氷機が故障で氷が無くタオルで濡らして冷やすが
タオルが乾いてまた濡らすのに洗面台までの移動が痛くて
とても時間が掛かり、2完徹してるのに何度も起きてしまう始末。

翌日、静岡の病院で診て貰うと取り敢えず骨・関節に異常無し
血栓も出て無いが足首の鬱血が酷く、とにかく静養が絶対必要だが
まあ大丈夫とお墨付を頂き一安心でした!
(正直今現在でもまだまだ痛い状態です)

その際、病院に送って頂いた掛川市に店舗がある
滋賀県の長期研修時に一緒だった同期さんと会い
何日か振りにまともな昼食を!

個人的にめちゃめちゃ楽しみだった
【さわやか】のげんこつハンバーグ

喰ってる間、ホント幸せでした(すごく美味しかったです)

次回リベンジは簡単には言えませんが
とにかく鍛えて来年度の応募の際には真剣に考えます。
ただ本当に悔しい!その気持ちを忘れずに鍛えます。